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* 読書 【 禁断のパンダ 】
柴山幸太は神戸でフレンチスタイルのビストロを営む新進気鋭の料理人。彼は、出席した結婚披露宴で人間離れした味覚を持つ中島という老人と知り合った。その翌日、神戸ポートタワーでひとりの男性の刺殺体が発見され…。第6回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。

冷や汗 あな恐ろしや〜〜。

このミス大賞受賞作の【 禁断のパンダ 】読みました。
表紙の絵は、とってもとっても可愛いのに・・・・・、内容な何てグロイんだ!
舞台が神戸という事もあって、すべて関西弁で語られています。 あたし、個人的にはちょっと苦手なんですよね、関西弁。 本で関西弁って何か変な感じ。

新人作家とは思えないくらい、面白い本でした。 やっぱ大賞取るだけあるなぁ。
でもね、でもね、あたしにはちょっとグロ過ぎて、寝る前に読んでいたせいもあるのか夢にまで出てきました あせあせ しかも、本と現実がごっちゃでます2怖い度UP。

もっと、読む人を選ぶべきだと思います。
特に血やグロイのが駄目な人や、妊婦さんは読まない方が良いです。(きっぱり)
本の帯に「美食ミステリー」とありましたが、あれはどうかと思います。(きっぱり)

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↓以下、ジュンコの感想&カンチGUY解釈(ネタばれあり。)↓
久しぶりに後味の悪い本を読んだような気がします。
まあ、ミステリという看板を背負っているのに、冒頭であの陳述をしていたら、ヴァンサン神父が怪しいだろう、とバレバレですよね。
途中、中島翁が共犯では無いっぽいとなっていた時、「うっそーーーん、それはないだろう?」と思いましたが、見事に犯人(共犯)でしたね。むふふ。

何て言うんでしょう。
ハリウッド映画の【羊たちの沈黙】や【ハンニバル】と同じような印象を受けました。
(あたし、ハンニバルは映画館で見たんだけど・・・あのシーンは見れたくせに、この本は気持ち悪かったのは何故?しかも映画館あたし一人っきりだったのに。)

ああ、人間って怖い。 怖いよーーー、お母さーーーーん汗 (←壊れ気味)
きっと極めてしまった人にしか分からない、新たな世界への追求なんでしょう。
それは神をも冒涜する行為に過ぎないのに。
いや、レストランに「神の料理」と名をつけていたくらいですから、きっと自分たちこそ神をも凌駕する存在だ、とでもなってしまったのかしら?

いやーー、それにしても、ラスト。 憎い演出ですね。
あの筋書きから行くと、「え?え??幸太が持って帰っちゃったの?食べるの?」って思わせてしまう。 あれには、あたしも見事引っかかりました。 あちゃーーー。
でも、中島翁がおっしゃっていた通り、孫の孝司くんはちゃんとおじいちゃまの資質を受け継いでいたんですね。 味覚だけでなく、精神まで。 あな、恐ろしや。
(この手のラストの微妙なトラップ。 偶然にもつい先日読んだ乾くるみさんの「イニシエーション・ラブ」を思い出しました。)

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22:26 | 読んだよBOOK | comments(2) | trackbacks(0)
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COMMENTS
この本を読んでラストの意味が分からず、ネットを俳諧
しておりました。突然の書き込みすいません。

> いやーー、それにしても、ラスト。 憎い演出ですね。
> あの筋書きから行くと、
> 「え?え??幸太が持って帰っちゃったの?食べるの?」
> って思わせてしまう。 あれには、あたしも見事引っかかりました。 
> あちゃーーー。

幸太がバイクに乗ってワインを購入する件を何回か読み直したのですが、作者の意図するところが読みきれません。
なぜ、最後の最後に「貴史」になっているのでしょうか?

2009/10/11 4:07 PM by zen
初めまして、zenさん!
書き込み大歓迎ですよ〜〜♪

さてさて、「禁断のパンダ」の件ですが・・・
読んだのが1年以上前だったもので、もう一度読み直してみました。

その「幸太のワインを購入する件」後の幸太の台詞ですよね、問題なのは。
結局作者は、読者に解釈を任せた、という所でしょうか。

ここからはあくまで私個人の考えですが・・・
幸太の台詞を純粋に信じると、幸太もアレを「持ち帰ってしまった」事になります。
ですが、以前書いた感想の通り、私の考えはあれは「単なる作者のトラップ」だと思います。
乙一さんの「GOTH リストカット事件」に共通するような。
乙一さんがよく使用していた人称名詞や代名詞による、最後の最後で困惑させる絶妙なトラップだと私は思っています。

なので、幸太の「アレ」とは結局分からず仕舞いですが、きっと何か別の食べ物でしょう。
そして、最後に「孝司」になっているのは、その記述通りの事。
中島翁も公言していましたが、「孝司」さんは翁の素質を受け継いでいるんでしょう。
翁は「まだ自覚はないだろうが」という感じの事をおっしゃっていましたので、最後の最後で「孝司」がその自覚を持った、という事なのではないかなぁーと思っています。
(きっといつか「孝司」との続編がでるんじゃないかなぁ?その伏線かな?と思いました。)
2009/10/13 9:46 PM by ジュンコ
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